中田翔の代打から結果残した若林晃弘
9月2日に京セラドーム大阪で行われたヤクルトスワローズ戦に、中田翔の代打で途中出場した若林晃弘は、2打数1安打1打点と、同点タイムリーツーベースヒットを放ち、巨人に価値ある引き分けをもたらした。
7回、ノーアウト1塁の場面で中田翔の代打で打席に立った若林晃弘は、ヤクルトスワローズ2番手・今野龍太の5球目147キロのストレートを打つも、レフトフライに倒れるも、9回1アウト2塁のチャンスの場面で、ヤクルトスワローズ4番手・マクガフの初球142キロのカットボールを捉え、センターオーバーの同点タイムリーツーベースヒットを放った。
1点を追いかける9回、土壇場で同点タイムリーツーベースヒットを放った若林晃弘は、何とか返したいという気持ちで、甘い球はどんどんいこうと思っていたと、それが良い結果につながった価値ある一打に納得の表情を見せた。
価値ある同点タイムリーツーベースヒットを放った若林晃弘に対し、原監督は前の打席も良かったし、勝負強いバッティングを見せてくれたと絶賛した。
吉川尚輝の復帰後、なかなかスタメン起用のチャンスが回ってこない中、若林晃弘はしっかり代打で結果を残し、存在感を放った。
吉川尚輝との二塁スタメン争いがここに来て、さらに激化すれば、チーム力の底上げに繋がる。
若い選手のスタメン争いをチームの原動力にし、巨人がここからどれだけ波に乗っていけるか注目だ。
公開日:2021.09.03