プロ野球史上初の育成出身で20試合連続安打達成の松原聖弥
10月5日に神宮球場で行われたヤクルトスワローズ戦に、「1番・右翼」で先発出場した松原聖弥は、4打数1安打と20試合連続安打を記録し、育成出身でプロ野球史上初の偉業を達成した。
初回、先頭打者で打席に立った松原聖弥は、ヤクルトスワローズ先発の小川泰弘の2球目ナックルカーブをセンターへ運び、試合開始直後わずか2球で出塁し、育成出身でプロ野球史上初の20試合連続安打を記録した。
松原聖弥の連続安打記録は、9月11日の中日ドラゴンズ戦から、20試合連続で継続されている。
20試合連続連続安打は、今シーズンのウィーラーがきろくした22試合連続安打以来16人、17度目、育成出身ではプロ野球史上初の偉業達成となった。
松原聖弥は、9月17日のヤクルトスワローズ戦で9回、大下佑馬から今季10号となるソロホームランをライトスタンドに突き刺し、セ・リーグの育成出身選手では初となる2ケタ本塁打を記録したばかりだ。
育成出身選手での快挙をすでに今シーズン2つ打ち立てた松原聖弥には、もう一つ大きな目標がある。
それは、巨人の育成ドラフト出身野手で史上初となる規定打席到達の達成だ。
現在126試合を消化した巨人の規定打席が387打席に対し、松原聖弥は375打席とあと12打席となっている。
今シーズン達成した育成出身選手での快挙を自信に変え、来シーズン更なる高みへ駆け上がる為、松原聖弥が残りの試合でどれだけの活躍を見せるのか注目だ。
公開日:2021.10.06