初球先頭打者ホームラン放った陽岱鋼
10月14日に行われたフェニックス・リーグのDeNAベイスターズ戦に、「1番・中堅」で先発出場した陽岱鋼は、3打数2安打2打点1HRと、初球先頭打者ホームランを放つなど、マルチヒットを記録し、1軍昇格へ大きなアピールをした。
初回、先頭打者で打席に立った陽岱鋼は、DeNAベイスターズ先発の石田健大の初球137キロのストレートを完璧に捉え、レフトスタンドへ初球先頭打者ホームランを放つと、2回2アウト1塁の場面で、再び石田健大の3球目135キロのストレートをセンターへ弾き返すタイムリーツーベースヒットを放ち、マルチヒットを記録した。
陽岱鋼は、11日の阪神タイガース戦でも、7回に一時同点となる代打2ランホームランを放っており、打撃好調を維持している。
引き分けを挟んで、8連敗と苦しむ巨人原監督は、沈黙が続く巨人打線の起爆剤として、陽岱鋼の1軍再昇格を目論んでいる。
今シーズン1軍では、7試合に出場し、ヒットは1本のみで、打率.143と結果を残せていない陽岱鋼にとっても来シーズンでの復活を掛け、1軍で結果を残したいはずだ。
原監督が陽岱鋼を最終兵器として、1軍に昇格させ、巨人打線の起爆剤とするのか注目だ。
公開日:2021.10.15