新東京ドームでチーム初ヒット放った中山礼都
3月2日に東京ドームで行われた西武ライオンズとのオープン戦に、「9番・遊撃」で先発出場した中山礼都は、3打数2安打とチーム唯一のマルチヒットを記録し、開幕1軍生き残りへ猛アピールした。
3回、先頭打者で打席にたった中山礼都は、西武ライオンズ先発の今井達也の4球目148キロのストレートををはじき返し、投手強襲の内野安打放つと、今井達也の送球が逸れ、一塁側のエキサイトシート付近までボールが転々とする間に、2塁を陥れ、さらに一気に3塁を狙ったが、送球が3塁に送られ、慌てて2塁に戻ったが、最後はタッチアウトとなった。
さらに、中田翔のソロホームランで2点差とした7回、2アウト1塁の場面で、西武ライオンズ3番手・松本航の3球目119キロのスライダーをセンターへ運び、2アウトから1、3塁と得点圏にランナーを進めるチャンスを演出した。
国内最大級のメインビジョンが新設され、通常席よりも幅が広く寛ぎながら観戦できる観客席を新設し、多様な観戦スタイルに対応され、完全キャッシュレス化や、顔認証決済・入場などのDXも行なった過去最大規模のリニューアルをした東京ドームで、チーム初ヒット放った中山礼都は、毎日必死でアピールし、結果にこだわって1軍にしがみついていきたいと、開幕1軍に意欲を示した。
コロナワクチンの副反応により、この試合を欠場した坂本勇人の後釜として、原監督からも期待を寄せられている中山礼都がオープン戦で結果を残し続け、開幕1軍を掴むことができるのか注目だ。
公開日:2022.03.03