開幕5戦中4戦マルチヒット記録の丸佳浩
3月30日に神宮球場で行われたヤクルトスワローズ戦に、「6番・中堅」で先発出場した丸佳浩は、3打数2安打1死球と開幕5試合で4試合目となるマルチヒットを記録し、巨人先発陣で断トツの一番となる打率.421を記録した。
ポランコのソロホームランで先制した4回、2アウト走者なしの場面で打席に立った丸佳浩は、ヤクルトスワローズ先発の石川雅規の初球133キロのシュートをセンターへのツーベースヒットとし、小林誠司のタイムリーヒットを呼び込む。さらに8回1アウト走者なしの場面で、ヤクルトスワローズ2番手・梅野雄吾の6球目ストレートをライトへ弾き返し、開幕5試合で4試合目となるマルチヒットを記録した。
オープン戦で19打席連続無安打と状態が上がらず、開幕から6番起用となっている丸佳浩だが、開幕戦から今シーズン12球団最速のホームランを放ち、復調への足がかりとしていた。
そして、復調の足がかりだけに留まらず、開幕5試合で4試合目となるマルチヒットを記録し、巨人先発陣で断トツの一番となる打率.421と完全復活を見せている。
この結果を受け、原監督が早々に丸佳浩を上位打線に復帰させるのか、このまま6番起用を継続するのか注目だ。
公開日:2022.03.31