勝負強さ発揮した中島宏之
4月12日に那覇セルラースタジアムで行われたDeNAベイスターズ戦に、「6番・一塁」と2試合連続で先発出場した中島宏之は、3打数1安打2打点1死球と、1902本目のヒットを放ち、2000本安打まで残り「98」本とした。
4回、2アウト1、2塁のチャンスの場面で打席に立った中島宏之は、DeNAベイスターズ2番手の入江大生の2球目145キロのストレートを完璧にはじき返し、センターフェンス直撃の2点タイムリーツーベースヒットを放った。
10日のヤクルトスワローズ戦で、得点圏で1本が出ない中田翔に代わり、今シーズン初の先発出場を果たした中島宏之は、巨人打線が4安打に封じ込められた先発・高橋奎二からツーベースヒットを放つ活躍を見せ、原監督からガッツあるいいプレーが出たと絶賛され、2試合連続のスタメン起用を勝ち取った。
今シーズンでの2000本安打達成に期待が掛かる中島宏之は、何としてもスタメン起用を死守したいという思いから、この試合も得点圏で2点タイムリーツーベースヒットを放ち、巨人の勝利に貢献し、得点圏打率.400と中田翔よりチャンスで頼れる存在になり始めている。
このまま中島宏之がスタメンで試合に出続けられれば、今シーズンでの2000本安打達成も夢ではない。
チャンスに強い中島宏之として、結果を残し続け、今シーズンでの2000本安打達成に期待したい。
公開日:2022.04.13