41試合ぶりの猛打賞記録した岡本和真
8月28日にマツダスタジアムで行われた広島カープ戦に、「5番・三塁」で先発出場した岡本和真は、3打数3安打1打点1死球。7月1日の広島カープ戦以来、約2か月ぶりとなる41試合ぶりの猛打賞を記録し、打撃復調の兆しを見せた。
初回、2アウト1塁の場面で打席に立った岡本和真は、広島カープ先発の大道温貴の3球目143キロのストレートを鋭いスイングで捉えた打球はレフトフェンス手前で弾むタイムリーツーベースヒットとなった。
2試合連続タイムリーヒットを記録した岡本和真は、打てて良かったと喜びの表情を見せた。
4回には先頭打者でデッドボールを受け、続くポランコの19号2ランホームランを呼び込み。5回2アウト1塁の場面では、広島カープ2番手の島内颯太郎の4球目149キロのストレートをレフトへ弾き返し、2アウトながらチャンスを呼び込んだ。
最後は8回、先頭打者で打席に立つと、広島カープ6番手の矢崎拓也の3球目135キロのスライダーをセンターへ運び、今シーズン6度目となる41試合ぶりの猛打賞を記録した。
現在、4番には7月打率.373、8月打率.329と打撃好調を維持する中田翔がどっしりと構えているが、岡本和真が昨年まで2年連続本塁打&打点の2冠王に輝いた本来の姿を取り戻し、中田翔との両輪が躍動すれば、巨人の再浮上は十分あり得る。
岡本和真には、このまま打撃を復調させ、今シーズン中の4番復帰を果たしてもらいたい。
公開日:2022.08.30