2打席連続ホームラン放った岡本和真
9月13日に神宮球場で行われたヤクルトスワローズ戦に、「5番・三塁」で先発出場した岡本和真は、5打数3安打2打点2HR。2打席連続ホームランを放ち、巨人の勝利に大きく貢献した。
2回、1アウト走者なしの場面で打席に立った岡本和真は、ヤクルトスワローズ先発の石川雅規の2球目スライダーをバットの先ですくい上げると、左中間スタンドに飛び込む26号ソロホームランとなった。
岡本和真自身もまさかという驚きの一打で同点に追い付いた。
さらに、4回1アウト走者なしの場面で、再び石川雅規の2球目シンカーをバックスクリーン右に運ぶ2打席連発となる27号勝ち越しソロホームランを放った。
最後は、丸佳浩のタイムリーツーベースヒット、中田翔の3ランホームランが飛び出し、5点差となった5回1アウト走者なしの場面で、ヤクルトスワローズ2番手・大西広樹の4球目141キロのフォークをセンターへツーベースヒットを放ち、9月3度目の猛打賞を記録した。
夏場に調子を落とし、3年ぶりに4番を外れた岡本和真は、阿部作戦兼ディフェンスチーフコーチらの助言を受けながら、復調を目指してバットを振り込んできた、その結果が今現れている。
昨季、本塁打王を分け合い、刺激を受けてきた存在であるヤクルトスワローズの4番・村上宗隆に、負けじと1試合2本塁打を放ったが、9回に岡本和真の目の前で55号の偉業を見せつけられた。
ライバル村上宗隆に少しでも近づけるように、残り試合でホームランを量産し、岡本和真には巨人の4番に返り咲いてもらいたい。
公開日:2022.09.15