ブリンソンが井上温大の直球を絶賛
2月7日、巨人の1軍宮崎キャンプ第2クール初日に、ブルペン投球を行った井上温大は、スライダー、チェンジアップなどを交えながら、62球を投げ込んだ。
ブルペン投球の途中から新助っ人外国人のブリンソンが打席に立ったが、井上温大は臆することなく力強いストレートや鋭く落ちるチェンジアップを投げ込み、ブリンソンにストレートを絶賛された。
オフに自主トレを共にした師匠の今永昇太から教わったツーシームのような握りのチェンジアップもブルペンで多投しているが、いい落ち方をしていると順調に自分のものにしつつあり、実践でしっかり投球できるようになれば、一気に投球の幅が広がる。
体を大きく使えることに一番手応えを感じている横川凱は、さらに横のブレが少なくなって細いラインの中で体を動かすことができるようになったと効果を感じている。
原監督が井上温大のローテ入りに期待
原監督が、井上温大のブルペン投球を見て、先発ローテーションに新たに加わる第一人者と、先発ローテーション入りに期待を寄せた。
今シーズンの先発ローテーションは、しっかりとした人が6人いればいい、しっかりとした6人が一番望みと語った原監督。
現状、先発ローテーション入りが確定しているのは、菅野智之と戸郷翔征のみ。
残り4枠はこれからの紅白戦、オープン戦の実践で結果を残したものが掴み取ることになる。
その第一人者、一番の推薦頭として原監督が井上温大の名前を挙げた。
その期待に応えるピッチングを紅白戦、オープン戦で井上温大が披露し、巨人の開幕ローテーション入りを果たすことが出来るのか注目だ。
公開日:2023.02.08