ブルペンで山篭もり自主トレの成果見せた菊地大稀
2月8日、巨人の1軍宮崎キャンプ第2クールにて、菊地大稀がブルペン投球を行った。
昨年の宮崎キャンプでは寒く感じていた菊地大稀だが、今年は暖かく感じており、ブルペン入りもできていることから、順調に調整が出来ていると振り返った。
菊地大稀が昨年より宮崎キャンプで寒さを感じていないのは、オフに標高2000m程の山にこもり、超過酷な雪山トレーニングを敢行したからだ。
雪道を走ったり、シャドーピッチングを継続して行い、体を作ることをメインに、走り込み中心の自主トレを菊地大稀は実施した。
その成果はすでに菊地大稀自身感じており、去年よりも体のキレが出ているように感じており、ピッチングにも繋がっていると手応えを掴んでいる。
原監督が切望する守護神・大勢に繋ぐ“8回の男”に名乗り上げる菊地大稀
昨シーズンはブルペン陣が安定感を欠き、先発防御率3.64より救援防御率3.78と悪かったのは、セ・リーグで巨人のみだった。
守護神・大勢につなぐセットアッパー役の確立が急務と考える原監督は、最速151kmのドラフト5位の船迫大雅と共に、菊地大稀を一軍スタートさせた。
今シーズン“8回の男”に名乗りを上げる菊地大稀への原監督の期待も大きいはずだ。
第3クールから始まる紅白戦、オープン戦の実戦で結果を残し、開幕1軍スタートを切り、菊地大稀が守護神・大勢につなぐ巨人不動の“8回の男”になることができるのか注目だ。
公開日:2023.02.09