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大城卓三がWBCで不在の間に正捕手奪回へ!打撃強化目指す小林誠司

正捕手奪回へ打撃強化目指す小林誠司

巨人の主戦捕手である大城卓三が3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場して不在の期間、正捕手を奪うチャンスが合うと、大久保博元打撃チーフコーチからハッパをかけている小林誠司。

WBCで覇権奪回を目指す侍ジャパンで、捕手として選出された巨人・大城卓三は、オリックスバファローズに移籍した森友哉が出場辞退したことも影響しているが、その実力が高く評価されての選出であることは間違いない。

2022年シーズン、115試合に出場し、打率.266、13本塁打、43打点をマークした大城卓三は、12球団の捕手の中でトップの数字を叩き出した。

守備でも2021年にリーグトップの盗塁阻止率.447をマークし、2022年もヤクルトスワローズの中村悠平に次ぐリーグ2位の.349を記録した。

そんな大城卓三が不在となる期間に、正捕手奪回を狙いたいのが、年齢的にも今シーズンが正捕手獲りのラストチャンスとなりそうな小林誠司だ。

昨シーズンの小林誠司は、4年連続で100試合出場に届かず、60試合で打率.148、0本塁打、5打点に終わり、2020年打率.056、2021年打率.093と、打撃では2017年に開催されたWBCで正捕手を務め、リーグトップの打率.450、1本塁打、6打点と好成績を収めた実力を発揮できていない。

しかし、途中出場の機会が多い小林誠司には、投手の良さを引き出す配球術と、2016年から4年連続リーグトップの盗塁阻止率をマークした自慢の鉄砲肩があり、投手からの信頼も厚い。

原監督からも、守っている姿はナンバーワン。打率2割3分くらい打ってくれたらレギュラーと正捕手奪回の明確な数字も与えられている。

2021、2022年と2年連続V逸したことで、正捕手格の大城卓三に対しては風当たりが強い巨人において、小林誠司には今こそ完全復活を果たしてもらいたい。

結果を残せていない打撃も掴めつつあるという小林誠司が、大城卓三が不在の間に、実戦で結果を残し、開幕マスクの座を奪い取ることができるのか注目だ。

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