先発候補に急浮上の代木大和
2月28日、視察に訪れた原監督の前でブルペン入りした代木大和は、65球を精力的に投げ込み、開幕1軍へアピールした。
代木大和は、2月14日から1軍に合流し、23日のヤクルトスワローズ戦で危険球退場があったものの、ここまでオープン戦2試合で1回2/3を2安打無失点と中継ぎ登板でアピールを続けてきた。ブルペンで代木大和の制球力ある投球を目の当たりにし原監督は、先発での起用も考えだしているようだ。
現状、巨人の先発ローテーションは菅野智之、戸郷翔征、グリフィン、ビーディがほぼ確定している。残る2枠を赤星優志ら若手投手陣で競っている状況だが、山崎伊織、堀田賢慎がコンディション不良で、さらに井上温大の2軍合流も決まり、若手投手陣の脱落者が目立つ中、原監督が代木大和に白羽の矢を立てた。
高卒2年目の若武者・代木大和が、今後行われるであろうオープン戦での先発テストで、本人が理想と考えるゴロアウトを量産し、巨人の先発ローテーション入りを果たすことができるのか注目だ。
公開日:2023.03.02