代木大和が楽天打線を3者連続空振り三振

3月24日、東京ドームで行われた楽天イーグルスとのオープン戦に、読売ジャイアンツ2番手・今村信貴に代わり、3番手としてマウンドに上がった代木大和は、1回を14球で無安打無失点3奪三振。楽天打線を3者連続三振に切って取り、開幕1軍へアピールした。

6回、読売ジャイアンツ2番手・今村信貴に代わり、3番手としてマウンドに上がった代木大和は、先頭打者の安田悠馬を4球目139kmカットボールで空振り三振に切って取ると、続く小深田大翔を5球目143kmシュートで空振り三振。最後は阿部寿樹を5球目138kmカットボールで空振り三振に仕留め、わずか14球で樂天イーグルス打線を3者連続空振り三振に打ち取った。

代木大和は、2021年ドラフト6位で明徳義塾高校から巨人に入団した2年目左腕で、昨シーズンは1軍登板なしも、宮崎キャンプ途中から1軍に昇格を果たし、打者の手元でスライド気味に動くストレートのシロキボールを武器にアピールを続けている。原監督からも高評価を受けており、左の先発候補として急浮上していた。

オープン戦に入ってからは2イニング未満の短いイニングでの起用が続いており、開幕1軍を勝ち取れば、シーズン最初は中継ぎ待機になることが想定される。

貴重な中継ぎ左腕として、代木大和が躍動し、巨人の守護神・大勢に繋ぐ勝利の方程式に加わる可能性も十分あるだろう。

代木大和がシロキボールを武器に今シーズンどのような形で大ブレイクを果たすのか注目だ。