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巨人/石川慎吾が決勝適時打で打率.350!巨人打線の起爆剤として1軍昇格期待

石川慎吾が決勝タイムリーヒット

4月8日、ジャイアンツ球場で行われた楽天イーグルス戦に、「5番・左翼」で先発出場した石川慎吾は、4打数2安打1打点。決勝打となる先制のタイムリーヒットを放ち、1軍昇格へアピールした。

2回、1アウト走者なしで打席に立った石川慎吾は、楽天イーグルス先発のバニュエロスの5球目147kmストレートをセンターへ弾き返し、出塁。増田陸がヒットで続き、ウォーカーは悪送球により出塁し、石川慎吾の1打から1アウト満塁のチャンスを創出した。

その後、6回1アウト1、2塁のチャンスの場面。石川慎吾は、再びバニュエロスの初球126kmカーブをレフトへ運び、決勝点となる先制のタイムリーヒット。マルチヒットを記録した。

石川慎吾は、2軍調整を続けていたが、3月22日の阪神タイガースとのオープン戦で今シーズン初めて1軍に合流した。しかし、オープン戦では2打数ノーヒットに終わり、開幕1軍を逃していた。

23打席目で1号ソロホームランを放ち、今シーズン初ヒットを記録した打撃不振に悩む坂本勇人だけでなく、丸佳浩に吉川尚輝など、巨人のスタメン陣が軒並み打撃不振に陥っており、4連敗を喫している。

岡本和真が打撃好調なだけに、岡本和真の打席でランナーを貯められていない打線に原監督もやきもきしている。

得点を奪えない現在の巨人打線に、チャンスメーカーであり、自分でチャンスをものにすることができる石川慎吾が起爆剤として加わることができれば、潤滑油としてうまく回っていきそうだ。

石川慎吾が1軍昇格を果たし、4連敗の巨人を救う救世主になれるのか注目だ。