中山礼都が2点タイムリーツーベースヒット
4月16日、バンテリンドームで行われた中日ドラゴンズ戦に、「2番・二塁」で先発出場した中山礼都は、5打数1安打2打点。2点タイムリーツーベースヒットで2試合連続タイムリーヒットを記録し、坂本勇人に代わる正遊撃獲りへアピールした。
3点を追いかける5回、2アウトながらピッチャーの代木大和がヒットで出塁すると、オコエ瑠偉もヒットで続く。2アウト1、2塁のチャンスで打席に立った中山礼都は、中日ドラゴンズ先発の鈴木博志の初球150kmツーシームをはじき返し、ライト線を破る2点タイムリーツーベースヒットを放った。
中山礼都は、15日の中日ドラゴンズ戦でも、2回ノーアウト満塁のチャンスの場面。中京大中京で同級生のチームメートだった高橋宏斗の2球目156kmストレートをセンター前へ先制タイムリーヒットにし、そのまま勝利に結びつけていた。
2試合連続タイムリーヒットを記録した中山礼都に対し、原監督は前日の粘り強い打撃に続き、初球から仕留めたバッティングを絶賛した。
シーズン開幕前はドラフト4位ルーキーの門脇誠が坂本勇人の後継者として注目を集めたが、中山礼都も黙ってはいない。ショートが一番やりやすいと中山礼都はショートにこだわり、スタメン奪取を狙う。
今はまだ坂本勇人の代役だが、活躍し続けることにより中山礼都がショートスタメン奪取を果たすことができるか注目だ。
公開日:2023.04.17