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巨人/菊地大稀がピンチしのぎ2戦連続無失点!24歳バースデー登板を無失点で切り抜ける

菊地大稀が24歳バースデー登板を無失点で切り抜ける

6月2日、東京ドームで行われたセ・パ交流戦の日本ハムファイターズ戦に、読売ジャイアンツ3番手・平内龍太に代わり、4番手でマウンドに上がった菊地大稀は、1回を20球で1安打無失点2四球。24歳の誕生日当日に登板し、1回無失点の投球を見せた。

9回、読売ジャイアンツ3番手・平内龍太に代わり、4番手でマウンドに上がった菊地大稀。まず先頭打者の加藤豪将に4球目143kmストレートを見送られ、フォアボールを与えてしまい、ノーアウトのランナーを背負う。しかし、続く万波中正を4球目133kmスライダーでダブルプレーに仕留め、2アウト走者なしに。

だが、マルティネスをに6球目133kmスライダーを見極められ、再びフォアボールのランナーを許す。続く江越大賀には5球目150kmストレートをライトへツーベースヒットにされ、2アウトながら2、3塁のピンチに。それでも最後は谷内亮太を初球151kmストレートでレフトフライに抑え、無失点で切り抜けた。

菊地大稀は、2021年育成ドラフト6位で巨人入り。5月12日の広島カープ戦では延長10回に6番手として2/3回を投げ、5失点を喫して敗戦投手になっていたが、悔しいマウンドの翌日13日の同戦では延長12回に1アウト満塁の場面で6番手として登板。堂林翔太にタイムリーヒットを打たれるも、坂倉将吾をスライダーで空振り三振に打ち取ると、菊池涼介もスライダーでショートフライに抑えてそれ以上の失点を食い止める。

その裏、打撃陣が3点を奪い返して逆転サヨナラ勝ちを飾り、通算22試合目のマウンドで待望のプロ初勝利が転がり込み、佐渡島出身としては初めての勝利投手となっていた。

2試合連続無失点の菊地大稀がさらなる好投を続け、大勢に繋ぐ巨人の勝利の方程式の一角として、大きく飛躍することを期待したい。

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