相沢白虎が決勝タイムリーヒット
9月26日、ジャイアンツ球場で行なわれた日立製作所とのプロ・アマ交流戦に出場した2022年育成ドラフト5位の相沢白虎(はくと)が決勝のタイムリーヒットを放ち、今オフでの支配下登録へアピールした。
同点で迎えた6回、1アウト2塁のチャンスの場面で打席に立った相沢白虎は、2ストライクと追い込まれながらも内角に来たストレートをしぶとくセンター前へ弾き返す決勝のタイムリーヒットを放ち、チームを勝利に導いた。
24日には東京ドームで行われたイースタン・リーグの千葉ロッテマリーンズ戦に、8点リードの8回2アウトの場面で、岡田悠希の代打で打席に立ち、3ボール2ストライクから廣畑敦也の外角低め153kmのストレートを弾き返し、イースタン初打席でいきなり「H」のランプを灯し、2軍戦初打席初安打で、本拠地初ヒットも記録した。
相沢白虎は、桐蔭学園から2022年育成ドラフト5位で巨人に入団した高い身体能力とパンチ力のある打撃が持ち味の内野手だ。今シーズン3軍ではルーキーながらパンチ力のある打撃で、1番や4番を任されるなど存在感を発揮。内野手登録ながら、起用の幅を広げるために外野守備にも挑戦している。
坂本勇人の後継者になりたいと宣言する相沢白虎が今オフでの支配下登録を勝ち取り、坂本勇人のサードコンバートにより、門脇誠、中山礼都が繰り広げる巨人ショートスタメン争いに割って入る存在となれるか注目だ。
公開日:2023.09.28