郡拓也が勝負強い一打で同点適時二塁打
4月30日、ジャイアンツ球場で行われたイースタン・リーグの西武ライオンズ戦に、「5番・一塁」で先発出場した郡拓也は、4打数1安打1打点1死球。同点のタイムリーツーベースヒットを放った。試合を引き分けに持ち込む勝負強い一打で、1軍再昇格へアピールした。
7回、2アウト2塁のチャンスの場面で打席に立った郡拓也は、西武ライオンズ2番手・斉藤大将の3球目128kmスライダーを左中間へ弾き返す同点のタイムリーツーベースヒットを放った。
秋広優人が必死に送ってくれたチャンスを積極的にいき、同点のタイムリーツーベースヒットといい結果になった郡拓也は、4試合ぶりのヒットが貴重な試合を引き分けに持ち込む勝負強い一打となり、安堵の表情を見せた。
郡拓也は3月に若林晃弘とのトレードで日本ハムから巨人に移籍し、本職の捕手に加え、一塁、二塁、三塁、外野も守れるスーパーユーティリティーを武器に開幕1軍入りを果たしたが、3月30日の阪神タイガース戦に出場するも1打席のみで、1試合に出場して打率.000、0本塁打、0打点で4月5日に出場選手登録を抹消されていた。
郡拓也には、1軍再昇格を果たし、大城卓三、小林誠司が争う巨人正捕手の座だけでなく、内外野どこでも守れるユーティリティを武器に、岡本和真&坂本勇人を脅かす存在になってもらいたい。
公開日:2024.05.02