「左対左がピッチャー有利」のセオリーを覆す高梨雄平の対右バッター成績
巨人は今シーズ初めての同一カード3連敗。
とはいえ、2位DeNAも3連敗して差が縮まらないのが、今シーズンの巨人が「持っている」ところ。
昨日は負けたとはいえ直江大輔という若武者が今後に期待を持たせるピッチングを披露し、ファンにとって、そこまで「負け」を重く感じない試合だったはず。
さて、昨日も1アウト1・2塁の厳しい場面で登板した高梨雄平。礒村嘉孝をゲッツーに仕留めた。
これで楽天から移籍してきてからの連続登板無失点記録を14に伸ばした。
左のサイドスローなので対左バッターのワンポイントのような印象を持っている人もいるかもしれないが、実は昨日の礒村嘉孝を打ち取ったことで、今シーズン対右バッター被安打0を19回目とした。
ちなみに対左バッターは18回の対戦で被安打2と、こちらも優秀。防御率は依然0.00だ。
「どうしても打たれたくない場面には高梨雄平がいる」こんな存在が一人いるだけで、原辰徳監督の気持ちをどれだけ楽にさせているかは想像に難くない。
公開日:2020.08.24