6月の月間打率は.348と絶好調だった陽岱鋼
11月3日の広島戦で途中出場した陽岱鋼が2打数2安打と日本シリーズに向けて復活の兆しを見せてくれた。
8月10日から2ヶ月弱をファームで過ごしていた陽岱鋼。故障ではないのにファーム行きとなったのは、巨人移籍後初めてのことで、本人にとっては相当な屈辱だったに違いない。
開幕直後を思い出すと、6月の成績は打率.348と絶好調だった。
しかし、7月は打率.143と絶不調。外野陣に楽天からウィーラーの加入、若手から松原聖弥の台頭もあり、徐々に出番は減っていった。
とはいえ、本来の実力は素晴らしいものがあり、年齢もまだ33歳と肉体的な衰えが来るにはまだ早い。
セ・リーグ優勝を決めた10月30日には1軍にいられなかった陽岱鋼。その悔しさをバネに「6月の陽岱鋼」をもう一度取り戻して日本一奪取にチームの力となって欲しい。
公開日:2020.11.04