“規定打席”の計算ルールは?
ウィーラーが昨日もあわやホームランという当たりを打って勝利。
これで22試合連続安打。打率.421という驚異的な成績だ。
しかし、セ・リーグの打率ランキングを見ると広島・菊池涼介が.342でトップと記載されている。
あれ、トップはウィーラーじゃないの? と思うファンもいるのではないだろうか。
その理由は「規定打席」というルール。
打率や出塁率は規定打席に達している選手しかランクインされないのだ。
では、規定打席は具体的に何打席なのか?
これは「試合数×3.1」と決まっている。
計算してみると、巨人は5/18終了時点で42試合を終えているので42×3.1=130.2ということになり、131打席がボーダーライン。
ウィーラーは今シーズンまだ102打席なので規定打席に達していないので、打率のランキングには名前が出てこないのだ。
ちなみに現在の巨人で規定打席に達しているのは梶谷隆幸、岡本和真、坂本勇人、大城卓三の4人だけ。
なかでも大城卓三は134打席なので、猶予はあと1試合。
2試合後には規定打席数が137になるので、今から3回以上打席に立っていないと規定打席数から漏れるということになる。
公開日:2021.05.19