データで検証!!俺たちの平成プロ野球史
「平成」のプロ野球に焦点を当て、データで最強チーム&最強選手を徹底検証する!
平成最高の安打製造機は?:安打数
安打というよりは、豪快な本塁打や連続試合出場記録などが印象深い金本知憲がランキング1位に輝いた。それもそのはず、通算2539安打は日本プロ野球史上でも7位の好記録。金本知憲の上には張本勲、野村克也、王貞治といった「昭和のレジェンド」が軒並み名を連ねている。2位の石井琢朗は平成元年に投手として入団。その後打者転向して成功した稀有なタイプ。横浜マシンガン打線のリードオフマンとして安打を量産し、現役引退後は広島、ヤクルトで名コーチぶりを発揮している。3位の立浪和義は通算安打でいえば2480本と石井琢朗を上回るが、プロ入りが昭和63年と1年だけ昭和を経験している。そのため、「平成安打数」では3位となった。4位以下も球史を代表する打者が並ぶが、ベスト10の顔触れを見ると立浪和義以外は全員が現役生活すべてを平成で過ごしている。例えば落合博満は通算2371安打を記録しているが、現役時代が昭和、平成をまたいでいるため、ここではランクインしていない。
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公開日:2020.04.08