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青少年の「好きなスポーツ選手」ランキングが発表。1位は大谷翔平、2位は羽生結弦がランクイン

笹川スポーツ財団は10月4日、2021年6〜7月の調査に基づく、青少年(12〜21歳)の「好きなスポーツ選手」調査の結果を発表した。13.0%の回答を集めた大谷翔平が前回に続き第1位となり、羽生結弦(3.6%)、大坂なおみ(3.2%)が続いた。

日米魅了の大谷 人気根強く

今回の調査では前回2019年に続き、大谷翔平が第1位となった。本格的に投手復帰を果たした今季はシーズンを通して試合に出場。先発投手として9勝を挙げるとともに打者としてもホームラン王争いを演じ、オールスターゲームのホームランダービーに日本人として初めて出場するなど、ベーブ・ルース以来とも言われる二刀流での活躍が連日報じられた。

相手選手・審判へのリスペクトの姿勢や、スタジアムのゴミ拾いといった競技外の言動でも日米を魅了した大谷。中学生・高校生・大学生らのすべての区分で1位と、根強い人気を示した。

大谷翔平に次ぐ2位には、羽生結弦(3.6%)がランクイン。18歳以上の男女3,000人を対象に実施された「好きなスポーツ選手」調査(2020年)でも1位となった同選手が、青少年にも人気であることが明らかとなった。

トップ10には大坂なおみ(3.2%)、錦織圭(2.7%)のほか、前回調査から新たに桃田賢斗(2.6%)、池江璃花子(2.0%)、八村塁(1.9%)ら、東京オリンピックをはじめとした国際舞台で活躍するアスリートが入った。

「世界で継続的に活躍している選手」がランクイン

青少年の「好きなスポーツ選手」は、笹川スポーツ財団が2年ごとに実施する「子ども・青少年のスポーツライフに関する調査」の中で尋ねられている。2021年版の調査は6月26日から7月22日の期間、全国の12~21歳の男女3,000人を対象に行われ、55.4%にあたる1,663人から回答を得た。「好きなスポーツ選手」については839人の回答から293選手の名前が挙げられた。

同財団スポーツ政策研究所の政策オフィサー 鈴木貴大氏は、上位4選手の顔ぶれに前回調査から変化がないことについて、「世界で継続的に活躍している選手の名前が挙がっている」と指摘。大谷翔平が中学生・高校生・大学生らすべての区分で1位となったことについては、今シーズンの活躍を理由に挙げた。

性別で見ると、大谷翔平(16.6%)、錦織圭、リオネル・メッシ(3.0%)、坂本勇人、桃田賢斗(2.3%)と男子は1〜5位がすべて男性選手であった一方、女子は大谷翔平(8.4%)、羽生結弦(6.8%)、大坂なおみ(6.3%)、池江璃花子(4.1%)、石川祐希(3.3%)となり、性別や回答の集中度合いに違いが見られた。

初出=「HALF TIMEマガジン」10月15日掲載
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