今季初ホームラン放った木浪聖也
7月14日に阪神甲子園球場で行われたヤクルトスワローズとの一戦で、阪神の連勝を決定づけるレフトスタンドへ飛び込む第1号ホームランを放った木浪聖也。
秋山拓巳が6回を3人で切り抜け、1点リードで迎えた6回ノーアウト1塁から梅野隆太郎がピッチャー前にバントを試みたが、一塁走者のサンズが二塁で封殺され、意気消沈ムードの中、1ストライクから高めに浮いたフォークをフルスイングした木浪聖也の当たりはレフトポールを直撃の今シーズン第1号ホームランとなった。
木浪聖也自身も「切れるな!」と思いながら、ダイヤモンドを駆け抜けていたという。その思いが白球に届いたのかレフトポールを直撃のホームランを生み出した。
開幕前の練習試合の頃から甲子園特有の浜風にボールが乗ったワケではなく、木浪聖也がしっかりと打球を捉えてレフトフェンスまでボールを運ぶ打球が増えていた木浪聖也。
昨夜の第1号ホームランもしっかりとバットに白球を乗せられたからこそ切れることなくレフトポール直撃の本塁打となったのだ。
これは、紛れもなく木浪聖也がレフト方向の打球をしっかり球を捉えられるようになったという成長の証だ。
昨シーズンは、113試合に出場し本塁打は4本だったが、今シーズンはここから自身初の2ケタ本塁打をあっさりとクリアし、20本塁打も期待できるのではないだろうか。
木浪聖也がここから何本のホームランを放つのか楽しみだ。
公開日:2020.07.15