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均衡破る3ランホームランを放った松田宣浩!

4打数2安打3打点1本塁打の活躍を見せた松田宣浩

日本シリーズ第2戦は、6回まで両者一点も取ることがなく、投手戦が続く緊迫する試合展開だった。

その均衡を破ったのが、お祭り男の松田宣浩だ。

7回に好投を続けていた巨人のメルセデスに代わり、大竹寛がマウンドに上がると一気に流れがソフトバンクに向いた。

先頭バッターのデスパイネのサードへの当たりを山本泰寛がファンブルし、出塁させると続くグラシアルはレフト前ヒットでノーアウト1、3塁の絶好のチャンスが松田宣浩に回ってきた。

このチャンスを逃すことなく、センターへの3ランホームランを放ち、日本シリーズ2連勝を大きくたぐり寄せた。

松田宣浩の一発で波に乗ったソフトバンクがそのまま逃げ切り、2連勝を上げ、パ・リーグチームの日本シリーズ通算勝敗が203勝202敗8分となり、1961年第1戦時の32勝31敗2分以来、58年ぶりにパ・リーグチームが勝ち越した。