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厚すぎる選手層でソフトバンクにスキはなし!先発陣さえ万全ならばV2濃厚!?

ソフトバンク2020年成績【パ・リーグ優勝&日本一】

73勝42敗5分 勝率.635
得点531② 失点389① 本塁打126①
盗塁99① 打率.249③ 防御率2.92①

リーグ優勝、そして4年連続日本一のソフトバンク

リーグ優勝、そして4年連続日本一。無敵艦隊と化しているソフトバンクだが、昨季も「万全」ではなかった。グラシアル、デスパイネが新型コロナウイルスの影響で入国が遅れ、新加入のバレンティンも大スランプ。今宮健太も故障続きで2年目の甲斐野央も投げられなかった。

しかし、雨後の筍のごとく、フレッシュな戦力が現れ、穴をカバー。栗原陵矢が日本シリーズでMVPを獲得すれば、投手陣も高橋礼がリリーフ転向でセットアッパーに定着。泉圭輔、松本裕樹、板東湧梧ら活きのいいリリーフ投手も控えており、今年も選手層は12球団ナンバーワンで開幕を迎えられそうだ。

唯一、失速の可能性があるとすれば、先発陣の瓦解。エース・千賀滉大は毎年のように細かい故障をしており、東浜巨も右肩のコンディション不良で日本シリーズを欠場。石川柊太も2019年は右肘痛に苦しんでおり、故障歴アリ。ムーアにも契約延長のオファーを出しているが、本稿執筆時点で去就は不明で米球界復帰を模索しているようだ。

2軍から新たなスタート登場なるか!?

2軍では大竹耕太郎、杉山一樹らが先発で防御率2点台の結果を残しているが、2枚、3枚と主力級が離脱するようならば、予想外の失速も考えられる。

野手陣は今年もニュースター誕生が焦点。ウエスタンリーグで本塁打、打点の二冠に輝いたリチャードをはじめ、三森大貴、真砂勇介、柳町達らが1軍でのチャンスをうかがう。

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