勝った牝馬は歴史的名馬の可能性大、牡馬だとこのあと伸び悩む歴史
日曜日に行われるシンザン記念。
過去の勝ち馬を見てみると、アーモンドアイ、ジェンティルドンナと3冠牝馬の名前が目を引く。
一方、牡馬はというと、ここを使う時点でマイル路線指向であることからクラシックで活躍する馬は少ない。
ここを勝っての唯一の牡馬クラシックホースは2002年の勝ち馬・タニノギムレット。
ここを勝った後、
アーリントンカップ・1着
スプリングS・1着
皐月賞・3着
NHKマイルカップ・3着
このように休みなくレースを使われ、NHKマイルカップの後は中2週のローテーションで日本ダービーに出走して勝利した。
しかし、これがこの馬にとっての最後のレース。過酷なローテーションの代償だったか? 秋に屈腱炎を発症しそのまま引退した。
さて、今年のシンザン記念。
おそらくタニノギムレットのようにダービーを勝つような牡馬は出走していない。
ならば、狙いたいのは3冠牝馬クラスの出現を期待できるような牝馬を狙ってみたい。
その希望の星は“ククナ”。前走は最優秀2歳牝馬に輝いたソダシに迫った。通ったコースを見れば能力的には互角と思える。
昨年から続く牝馬の時代はまだまだ続くと信じて、新たな強力牝馬の快勝に期待したい。
公開日:2021.01.07