毎日王冠は過去10年の3着以内30頭中24頭は前走が同年の6月以前のレースだった。
つまり夏場はサマーシリーズに目もくれず、しっかりと休養に充てた馬が活躍している。
特に16年以降の連対馬12頭はすべてこの条件に該当。
これはクラシックなどにも言えることだが、調教技術の進歩のおかげで「一叩きしないと仕上がらない」ということがなくなってきた証だろう。
この事実は人気の一角を占めるダノンザキッドには不穏なデータだ。
穴人気しそうなキングストンボーイやレッドベルオーブも夏に1回使って好成績を収めているがゆえに買いたくなってしまう馬。
しかし、ここはグッと我慢して休み明け馬同士の馬券で勝負するのが過去データからは正解と導き出されている。
公開日:2022.10.04