今週末は古馬2重賞が組まれているが、注目度が高いのは菊花賞①人気馬・ガイアフォースやオークス馬・ユーバーレーベンの復活なるかが注目のAJCCではないだろうか。
当記事では過去10年のデータを元に買うべき馬はどれなのか検証していきたい。
このレースで注目したいのは出走馬のキャリアだ。
サンプル数が一定数あり、複勝率が40%以上の好成績を挙げているキャリアは「6~10戦」。
このキャリア「6~10戦」の馬は[2・3・3・6]で複勝率57%超と優秀で、21年は1~3着を独占した。
要はキャリア少なめの明け4歳馬の安定感が抜群だということ。
登録馬に目を移してみると、この「6~10戦」というキャリアの馬は2頭。
エピファニー/前走・3勝クラス1着
ガイアフォース/前走・菊花賞8着
この2頭の馬連1点勝負! も良いかもしれないが、この2頭でより信頼できるはどちらだろうか?
この判断は前走クラスで判別したい。
過去10年の連対馬20頭の前走を調べてみるとGⅠだった馬が9頭。
しかも菊花賞に限定しても4頭もいる。
一方で前走3勝クラスを走っていた馬の連対は1頭だけという悲しいデータがある。
3勝クラス→古馬GⅡという臨戦過程はOP特別、GⅢという2段階を飛び越えているため、どうしても家賃が高くなっているというのが現実である。
ということで、①人気になることは間違いないがガイアフォースは外せない馬であり、逆にエピファニーは疑ってかかったほうがよい1頭ということを頭に入れて馬券を買っていただきたい。
公開日:2023.01.17