残念ながら死の馬番に入ってしまった有力馬とは!?
今週の中山競馬場では、三冠牝馬のデアリングタクトが復権を懸けて、負けられない戦い「産経賞オールカマーGⅡ」が開催される。
ここでは過去10年のデータからデアリングタクトが勝つ確率をはじき出していく!!
1,牡馬vs牝馬
牡馬が6勝、牝馬が4勝と数の上だけなら牝馬が不利なのだが、これを勝率で見てみると真逆の結果が表れる。
牡馬5.3%、牝馬21.1%と牝馬が牡馬を圧倒している事が分かる。
デアリングタクトは牝馬ということで、この項目で得られる勝つ確率ポイントは25%!!
2,前走クラス
前走GⅢ以上を走っていない馬の勝利はない。
その中でもGⅠ組が7勝と圧倒している。勝率もGⅠ組が25.9%、次いで海外組の20%。
今年は海外組の出走がないため、前走GⅠの宝塚記念を走ったデアリングタクトには心強いデータである。
これで、デアリングタクトの勝つ確率が25%から50%へアップ!!
3,前走距離
前走をオールカマーと同じ2200mを走った馬が4勝。
延長組と短縮組はともに3勝を挙げている。
特筆すべきは、勝率で同距離組が20%、延長組が3.8%、短縮組が9.1%と同距離組が圧倒している事である。
そうなると、同距離組のデアリングタクトの勝つ確率もアップして75%となった。
4,枠番・馬番
枠番で未勝利の枠は無い。有利な枠は強いて言えば6枠、7枠が最多の2勝をともに挙げているので、この2枠が多少有利に見える。
しかし、これを馬番で見てみると3着以内に入った事のない死の馬番が現れて来た。その死の馬番は⑩、ここに入ったのは⑩テーオーロイヤルである。
一方、デアリングタクトの⑧は勝ってはいないが連対率20%、複勝率30%。好成績ともいえるが、勝ててはいない。
その結果、ここでの勝つ確率をアップ出来ず75%のままとなった。
以上から、デアリングタクトの勝つ確率は75%という高確率が算出された。これなら◎を打ってよいだろう。
果たして、デアリングタクトの復権となるか?
発走は9月25日の中山競馬場11レース、15時45分予定。
公開日:2022.09.24