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【日本ダービー】①エフフォーリアは盤石!? ⑯サトノレイナスにとっては険しい日本ダービーのデータとは!?

Text:あもあもだいち

5月30日は、いよいよ競馬の祭典「日本ダービー」が開催される。

観客を入れては2年ぶりとなり、盛り上がることは間違いないだろう。

ただ一つ残念なのが、1992年に18頭立てとなってから初のフルゲート割れとなったことだ。

とは言え、昨年のコントレイルに続き、今年も無敗馬の①エアフォーリアが2冠目を奪取出来るのか、それとともに鞍上の横山武史騎手が戦後最年少での制覇となるのか。

また、2014年のレッドリヴェール以来となる牝馬のダービー挑戦となる⑯サトノレイナスが、2007年のウォッカ以来4頭目の牝馬による、日本ダービー制覇となるかなど見どころ一杯である。

まず①エアフォーリアだが、過去87回の日本ダービーで無敗のまま制覇したのは11頭存在している。

そして、皐月賞を制して日本ダービーも臨もうとした無敗馬は、1984年のグレード制以降8頭存在している。

その内訳は、5頭が無敗で日本ダービーを制し、2頭が出走せず、1頭が4着という成績であった。

このデータで言うと、出走する①エアフォーリアは限りなく勝利に近い所にいることが分かる。

もう一頭の注目馬、牝馬の⑯サトノレイナ。1984年のグレード制以降、牝馬による日本ダービー挑戦は、たった3頭しか存在していない。

そのうち勝ったのはウォッカのみ。残りは、ビワハイジが96年に挑戦して結果は10着。レッドリヴェールが2014年に挑戦して12着と、かなり苦戦している。

しかも、⑯サトノレイナスはGⅠを制覇したことも、重賞も制覇したこともないままでの日本ダービー挑戦となる。

84年のグレード制以降で、日本ダービーが重賞初制覇となった馬は4頭しかおらず、この面においても⑯サトノレイナスにとっては、マイナスのデータとなっている。

さらにもう一つのマイナス要因が枠順である。ピンク帽子の8枠馬で84年のグレード制以降に勝ったのが5頭と、⑯サトノレイナスにとっては厳しいデータとなっている。

果たして①エアフォーリアは無敗で2冠を制するのか!? それとも逆境を撥ね退けて⑯サトノレイナスがウォッカ以来の牝馬による日本ダービー制覇となるのか!?

発走は、5月30日 東京競馬場 11レース 15時40分予定。

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