勝ち馬候補を5つのデータから炙り出す!!
3月2日に川崎競馬場で牝馬限定では国内最長距離の交流重賞「エンプレス杯JpnⅡ」が開催される。
昨今はJRAから牝馬限定路線が充実している南関東競馬へ転厩する馬が多く、地方所属だからと言っても侮れない顔ぶれとなることが多い。
そこで過去9年(降雪で2012年が中止のため)のデータから、勝ち馬を炙り出してみる。
1:年齢別
4歳馬、5歳馬、6歳馬がともに3勝を挙げている。
ベテラン馬には厳しい傾向で7歳馬以上は2着2回しかない。
そうなると、②グレートコマンダー、③メモリーコウ、⑥クリノフラッシュ、⑫サルサディオーネが勝ちから消える。
2:枠別
枠番別で見ると5枠が5勝と圧倒している。
その他の枠は1勝または未勝利のため、5枠に入ることで有利なのは間違いないだろう。
今年、その5枠に入ったのが⑥クリノフラッシュ、⑦シャイニングアカリとなっている。
3:前走距離別
前走1800mが7勝と圧倒的!!
残りは1900m1勝、2100m1勝となっている。そのため1700m以下と2200m以上の馬の勝ちはないはずと判断できる。
今回では①ナラ、②グレートコマンダー、⑪カイカセンゲンが消えることに。
4:前走の着順別
前走1着と2着が最多で3勝、前走6着以下の大敗組が2勝、前走3着は1勝となっている。
前走4着馬の勝利はなく、このデータだと人気になりそうな⑨レーヌブランシュが消えてしまう。
5:前走レース別
牝馬限定レースが少ないため、必然的に牝馬限定のTCK女王盃組が4勝で最多、続くのがクイーン賞組の2勝となっている。
残りも東海S、川崎記念、条件戦がそれぞれ1勝で続く。このデータからは地方重賞出走組にとっては厳しい結果となった。
このデータからは①ナラ、②グレートコマンダー、⑦シャイニングアカリ、⑪カイカセンゲン、⑬サルサイレアが消えてしまう。
さて、以上から残るのは④ショウナンナデシコ、⑤ウェルドーン、⑧プリティーチャンス、⑩ダイアナブライトの4頭となる。
果たして、データ通りこの4頭の中から勝ち馬が誕生するのか!?
発走は3月2日の川崎競馬場11レース、16:30予定。
公開日:2022.03.01