今年初のJRAによるGⅠレース「フェブラリーステークス」が日曜日に開催される。
JRA主催では2レースしかないダートGⅠのため、今年も砂の猛者達が集結している。
2020年かしわ記念勝ち馬⑧ワイドファラオ、2019年のフェブラリーS勝ち馬②インティ、2020年の南部杯勝ち馬⑥アルクトス、地方からもの近4走の交流重賞で掲示板を外していない⑮ミューチャーリー、そして根岸Sを勝った新鋭⑯レッドルゼルなど、予想が難解なメンバーとなっている。
近10年で勝ちタイム1:23:0を切って根岸Sを勝利すると、フェブラリーSも勝つ!! と根岸Sの時に書いたが、今年もレッドルゼルが1:22.3の好時計で勝利したため、この条件に当てはまる。
しかし、今年は稍重馬場の高速決着だったため1:23:0を切った馬が9着のサブノジュニアまで存在することに。
だが、過去にも1:23:0を切った全頭に勝利の権利があるかというと、そうではない。
近10年で根岸Sの勝ちタイム1:23:0を切って勝利したのは、2020年モズアスコット、2018年ノンコノユメ、2016年モーニンの3頭。
この時、勝ち馬だけが、1:23:0を切ってきたかといえば、そうではない。
2020年は2着まで。2018年は7着まで。2016年は6着までが1:23:0を切っていた。
そのうち続けてフェブラリーSに出走したのは、2020年1頭。2018年3頭。2016年3頭だが3着以内に入ったのが、根岸Sの1着馬だけで、それ以外は掲示板に1頭入るのがやっとの状況である。
それを踏まえて、今年の出走馬を見ると1:23:0を切ってきた9頭中5頭が出走してきたが、過去10年データから勝ち馬以外は3着以内からほぼ外していいと考える。
年齢についても少し触れておきたい。近10年で7歳以上の馬の勝ちはないが、2着には4頭も入っていることから、高齢馬も侮れない存在である。
今年は7頭も出走しており、全頭2着付けで購入するとなると点数が多くなるため、東京実績のあるサンライズノヴァとインティを押さえておきたい。
以上から1着レッドルゼル固定、2着にサンライズノヴァとインティを押さえつつ数点買う馬券で勝負しようと思う。
果たして、根岸S走破タイム1:23:0のジンクスは続くのか!?
発走は、2月21日 東京競馬場 11レース 15時40分予定。
公開日:2021.02.20