7月14日の大井競馬場で、今年最後のダービーレース「ジャパンダートダービー(JpnI)」(以降表記はJDD)が開催される。
1999年に第1回が開催されてから、今年で23回目を迎える。
勝ち馬には、種牡馬として多くの大物を輩出したゴールドアリュール。
砂のディープインパクトと呼ばれたカネヒキリ。
地方所属馬として獲得賞金最高のフリオーソ。
最近では、チャンピオンズカップを制した、ルヴァンスレーヴ、クリソベリルなど、数々名馬を輩出してきたレースである。
その名門レースに、今年もJRAから7頭、地方所属馬から6頭が集結した。
JRA所属で有力なのが、現在3連勝中の②リプレーザ
・ユニコーンS勝ち馬で昨年の優勝騎手、坂井瑠星を乗せてきた⑯スマッシャー。
・武豊騎手によってJDD初の牝馬での制覇となるか!?関東オークス覇者⑦ウェルドーン。
・兵庫CSでは②リプレーザに負けてしまったが、今度こそ勝って鞍上の中井裕二に初重賞制覇をプレゼントしたい⑪ゴッドセレクション。
・2勝馬だが鞍上の横山典弘騎手が不気味な①ダノンブレット辺りが、勝ちに近いだろう。
地方所属馬はと言うと、今回は少し力が足りないかと思うが、その中でも「もしかしたら?」と思わせる馬を紹介しよう。
・東京ダービー3着!末脚がハマれば3着以内も⑥ブライトフラッグ。
・大井コースを知り尽くし、馬を動かせるレジェンド騎手。大井の帝王「的場文男」騎手が騎乗する④キラカイドウ。
・カジノフォンテンの主戦騎手、張田昂騎手が騎乗する⑤ジョエル。
以上の3頭がJRAに割って入れる可能性があると思われる。
その中でも注目は武豊騎手が騎乗の⑦ウェルドーンであろう。
このJDDで牝馬が3着以内に入ったのは、2011年のクラーべセクレタ1頭のみと(ただし後日、禁止薬物のカフェインが検出され失格となる)、牝馬には厳しいレースにもかかわらず、あえて参戦してきたところを見ると、陣営側に勝つ自信があるとみた。
そこで、今回⑦ウェルドーンの単勝勝負といきたい。
果たして、JDDの歴史を変えることが出来るのか⑦ウェルドーン!?
発走は7月14日 大井競馬場11レース20:05予定。
公開日:2021.07.13