ゴールデンウィーク中の5月3日から地方競馬で交流重賞3連戦が開催される。
まず第一戦目は、名古屋競馬場で開催される「かきつばた記念(JpnⅢ)」。
距離1400mの短距離戦で、JRAから5頭、地方から7頭の合計12頭の出走となった。
注目はJRA所属の④ラプタスが2連覇を達成するか否かだが、それを阻むべくライバルたちも好メンバーが揃った。
まずはJRA勢から見てみよう。
・条件戦を連勝して初のダート重賞への挑戦②ベルダーイメル
・9歳と高齢だが、得意の1400mで好走が期待出来る③ノボバカラ
・ここ2戦は不振だがOP競走1勝の⑩スマートセラヴィー
・前走の黒船賞を快勝した⑪テイエムサウスダン
次に地方所属勢。
・JRA時代は芝のOP競走を走っていたが、名古屋転入後に地元で2勝①メイソンジュニア
・兵庫から参戦!!兵庫ゴールドトロフィー(JpnⅢ)で4着と好走した⑥ナリタミニスター
・2019年のかきつばた記念を勝った⑦ゴールドクイーン
などが有力候補である。
その中で、やはり実力と近走成績を見たときに筆頭は、ラプタスとテイエムサウスダンの2頭に絞られる。
ただこの2頭のうち本命は!? となると④ラプタスを推したい。
その理由は斤量にある。テイエムサウスダンが黒船賞を勝った時は56kgでの出走だったが、今回は57.5kgと負担重量が増えてしまっている。
対するラプタスだが今回58kgと、テイエムサウスダンより重いじゃないかと思われかもしれないが、そこは気にする事ではない。なぜなら前走同じ58kgでJRAのOP競走を快勝しているからである。
そのためティエムサスダンが56kgであれば、いい勝負になったかと思うが、今回は斤量差が0.5kgしかないため、ラプタスの2連覇達成が可能と思われる。
あとは、3着付けの馬をどうするか? その候補はベルダーイメルとナリタミニスターの2頭で、その中でもナリタミニスターを推したい。
なぜなら、勢いはベルダーイメルにあるが右回りで3着以内に入ったことがなく、名古屋競馬場は右回りあることと、ベルダーイメル55kgに対してナリタミニスター53kgと斤量面でも有利なためである。
果たしてラプタスが3頭目の連覇達成馬となるのか!?
発走は、5月3日 名古屋競馬場11レース16:20予定。
公開日:2021.05.02