残念ながら死の馬番に入ってしまった人気の馬とは!?
2月も終わりが近づき、今年のクラシックを見据えた戦いがすでに始まっている中、地方でもクラシックの挑戦権を賭けての戦いが始まっている。
その中でも、2月23日大井競馬場で開催される「雲取賞」は南関3歳三冠競走のステップレースとして位置付けられている。
ちなみに、ダート路線改革が行われる来年には交流重賞としてダート3歳3冠レースのステップレースの位置付けとなる。
そんな南関重賞としては最後となる「雲取賞」を過去10年のデータから各項目最大25%として、勝つ確率の最も高い馬を弾き出していく!!
1,前走距離別
前走1600mを走って来た馬が8勝と圧倒的強さを見せている。
残りは1800mと1500mからそれぞれが1勝となっている。
したがって1600m組が勝つ確率25%、1800mと1500m組は15%、それ以外は0%とする。
2,前走着順別
前走で惜しくも2着と負けた馬が最多の4勝を挙げ、続いて勝った馬が3勝、残りは3着、4着、5着からそれぞれ1勝を挙げている結果となった。
そのため、前走2着だった馬が勝つ確率25%、1着だった馬は20%、3~5着だった馬を10%、6着以下は0%とする。
3,負担重量別
負担重量別での成績を見てみると、重い斤量を背負っている馬ほど成績を出していることが分かった。
具体的には57㎏だった馬がトップ5勝を挙げ、続いて56㎏の馬が4勝を挙げているように軽い重量で出走する馬にとっては厳しいデータと突き付けられる結果となった。
この結果から、57㎏組は勝つ確率25%とし、56㎏組が20%、55㎏組が10%とする。
4,枠番・馬番
枠番成績を見てみると最多勝利は大外枠8枠が3勝で、続いて4枠と5枠がそれぞれ2勝で続いている。
残りは1枠、3枠、7枠が1勝を挙げ、2枠と6枠は0勝となっている。
そして馬番別成績で気になるデータをお知らせしよう。
2番は3着内に一度も入ったことのない「死の馬番」として存在していることが分かった。また、その逆として10番は最多の3勝を挙げ「天使の馬番」となっていることが判明。
このデータから8枠と10番の馬は勝つ確率25%とし、4枠と5枠が15%、1枠、3枠、7枠は10%とする。
逆に2枠と6枠、そして馬番2番は0%とする。
以上の4項目から最も高い合計85%の数字を叩き出したのは⑩エスプリボクチャンで、次に75%で⑤グロリオサが続いた。
人気を集めることはなさそうな2頭がデータでは勝つ確率が高かったが、果たしてデータ通りの結果となるのか?
やはり人気を集めた馬が勝つのか!?
発走は2月23日の大井競馬場11レース、16時35分予定。
公開日:2023.02.22