本命馬のシュネルマイスターが…
本日11月19日、京都競馬場で秋のマイル王決定戦「マイルチャンピオンシップGⅠ」が開催される。
過去10年のデータから秋のマイル王はどの馬かを検証していこう!!
※(京都競馬場改修のため2020~2022は阪神開催のため、その年以外の2010~2019のデータを使用)
1.前走クラス別
GⅠだけに前走レースでも格が必要で、OPクラスや条件戦を走った馬は勝てていない。また海外レースを走って来た馬も未勝利。勝ち馬のトップはGⅡクラスで4勝、残りはGⅠとGⅢクラスでそれぞれ3勝を挙げている。
2.前走着順別
前走で1着から3着と結果を出した馬が、それぞれ2勝を挙げている。そして、意外な結果を残しているのが8着だった馬で2勝を挙げ、さらに7着だった馬も1勝を挙げており、掲示板以外の馬が3勝を挙げている。残り1勝は5着だった馬となっている。
前走が掲示板外だった馬の反逆が多いように見えるが、二桁着順の馬の勝ちはない。また最後に掲示板以外の馬が勝ったのが2014年と、近年は掲示板内の馬に限っている。
3.牡馬×牝馬
牡馬が圧倒しており、過去10年全て牡馬が勝っている。牝馬のグランアレグリアが2連覇している時は阪神開催中であり、京都開催では牝馬はあまりいい成績を残しておらず、最高は3着2回となっている。
4.枠番・馬番
枠では、3枠と8枠が最多の3勝を挙げている。その逆で未勝利は、2枠、4枠、5枠と中枠の成績が良くない。
そして、これを細かく馬番で見てみると過去10年3着内すら入れていない「死の馬番」が2つもあるのが判明した。その馬番とは6番と9番で、6はダノンザキッド、9はシュネルマイスターが入っており、特に⑨シュネルマイスターは本命候補だけに厳しいデータを突き付けられてしまった。
4つのデータをおさらい
1.前走GⅢ以上のレースに出た馬
2.前走結果が3着内の馬
3.牡馬
4.未勝利中の2枠、4枠、5枠と死の馬番6番と9番以外の馬
このデータに合致したのは、①ソウルラッシュ、⑪セリフォス、⑫レッドモンレーヴの3頭となった。
その中で、馬番で複数勝利を挙げている①ソウルラッシュが秋のマイル王に一番近いと見た!!
秋のマイル王に輝くのはどの馬か?発走は、11月19日 京都競馬場 11レース 15時40分予定。
公開日:2023.11.19