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【アルゼンチン共和国杯&みやこS】過去に一度も3着内すら入れていない【死の馬番】に該当した馬とは!?

Text:あもあもだいち

秋のGⅠ競走のステップレース「アルゼンチン共和国杯」「みやこS」

先週の天皇賞(秋)が終わり、今週はGⅠ連戦から束の間の休息週となる。しかし競馬場の熱気は変わらず、土曜に東京、京都でそれぞれ2歳重賞が開催。日曜にも東京、京都で芝・ダートの重賞が控えている。

そこで、今回はジャパンカップのステップレース「アルゼンチン共和国杯」と、チャンピオンズカップのステップレース「みやこS」の2レースで、過去10年で3着にすら入れていない「死の馬番」を紹介していく!!

1.アルゼンチン共和国杯

1963年に「アルゼンチンジョッキークラブカップ」の名称で創設。1975年に、現在の「アルゼンチン共和国杯」に変更。1984年のグレード制導入に従いGⅡに格付けされる。

気になる枠番・馬番のデータだが、内枠が不利というデータが出てきた。1枠と3枠が未勝利だ。ただし2枠は2勝と複数勝利があり、それ以外でも6枠が3勝、5枠が2勝と複数勝利を挙げている。

この結果から、1枠から3枠までの内枠で、奇数枠に入ると勝てない事が分かった。それでは、馬番はどうかと言うと8番アリストテレスのみが過去10年で3着以内に一度も入った事のない「死の馬番」に該当した事が判明した。

また、勝てていない枠の1枠に2頭の有力馬が入っており、枠・馬番ともに逆境を跳ね返す事が出来るのか、気になるレースとなった。

2.みやこS

2010年に前年まで開催されていた「トパーズS」を重賞に昇格し、名称を「みやこS」に変更してスタート。2014年から、1着馬にチャンピオンズカップの優先出走権が与えられることになった。

なお、みやこSは、2018年は第18回JBC競走が京都競馬場で開催されたため中止。また京都競馬改修により2020年から2022年の3年間開催されていなかったので、2010年から~2019年の過去9年間のデータを使用する。

まずは枠番成績だが、内枠が圧倒的に有利なレースとなっており、1枠が3勝、2枠が2勝とこの二枠だけが複数勝利を挙げている。そして4枠と6枠の二枠は未勝利と中枠が不利傾向にある。

そして気になる過去9年で一度も3着内に入った事の無い馬番「死の馬番」には、注目馬⑮セラフィックコールが該当してしまった。セラフィックコールは新馬戦から負けなしの4連勝中の3歳馬と勢いがあり、人気必須の馬に間違いなく、重賞初挑戦で厳しいデータを突き付けられてしまった。

果たして、日曜のステップレースで「死の馬番」に該当してしまった馬の逆襲はあるのか!?

発走は、アルゼンチン共和国杯が11月5日 東京競馬場 11レース 15時35分予定。
みやこSが11月5日 京都競馬場 11レース 15時45分予定。

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