今週末に開催される、札幌、新潟、小倉ではそれぞれ重要なレースが開催される。
小倉で「小倉2歳ステークス」、新潟で「新潟記念」、札幌で「札幌2歳ステークス」の3重賞だ!!
その重要な3戦のうち最初に開催される「札幌2歳ステークス」は、桜花賞を制した「ニシノフラワー」、ダービー馬となった「ジャングルポケット」「ロジユニヴァース」、そして白毛のアイドルホース「ソダシ」などが、初めて勝った重賞として知られている。
2歳戦が始まって、数ヶ月しか経っていないということもあり、例年1勝馬の出走が多くレースを読み解くには、なかなか難解なレースである。
それは過去データでも出ており、近10年で1番人気が勝ったのは2回しかないということからも分かるだろう。
そうなると血統から馬券検討をする部分が多くなる。血統と言えば父が注目されるが、良血と言われるのは母系が大事なのが競馬の常識である。
そこで、今回はお母さん側の戦績や産駒などが活躍した出走馬を紹介しよう!!
①リューベック
母のライツェントは、GⅠ2勝のディアドラを輩出しており、リューベックはそのディアドラと同じハービンジャー産駒であり、活躍が期待される。
③ダークエクリプス
母のスターズインハーアイズは、1戦も走ることなく繁殖牝馬となった馬だが、スターズインハーアイズの母が、あのディープインパクトを産んだ「ウインドインハーヘア」だ!!
ウインドインハーヘアはディープインパクトだけではなく、キタサンブラックの父親ブラックタイドも産駒として輩出している。
⑦アスクワイルドモア
母のラセレシオンは3勝馬で、1000万円クラスで引退し繁殖牝馬となった馬だが、その母アルゼンチンスターから天皇賞(秋)で2着1回、3着1回のペルーサを輩出している血統である。
⑨ジオグリフ
母は「アロマティコ」。重賞勝ちこそないが、GⅠで二度3着に入るなど活躍しており、母の成績を超える馬となるか期待される。
果たして、良血と言われる馬が勝つのか? それとも雑草魂の馬が勝つのか?
発走は、9月4日 札幌競馬場 11レース 15時25分予定。
公開日:2021.09.03