リュウノユキナの連覇に黄色信号!? それを阻むデータとは!?
今晩、大井競馬場でダートスプリントの猛者たちが集結する。そのレースは「東京スプリント」。JRAから5頭、地方から8頭の13頭で争われる。
この13頭の猛者たちのなかで、どの馬が勝つのか? 過去10年のデータから勝ち馬候補炙り出していく。
1,馬齢別
過去10年を見ると4歳から9歳まで勝ち馬が出ている。
ただし、集中しているのは6歳の4勝、5歳の3勝。この二つの馬齢である。
逆に9歳まで勝ち馬が出ているにも関わらず、7歳馬からは勝ち馬が出ていないという意外なエアポケットとなっている。今回は②リュウノユキナ、⑦ヒロシゲゴールドのJRA勢有力2頭が該当している。
2,前走単勝人気
前走で人気した馬が、東京スプリントでも好走しているのだが、1番人気だけは別である。
過去、前走で1番人気だった馬が21頭も出走しているが、1頭も勝ち馬を出していないのである。不思議なデータだ。
今回も②リュウノユキナ、⑤シャマル、⑥ルーチェドーロの3頭が該当している。
3,前走レース別
黒船賞組がトップの4勝、次いでフェブラリーS組が2勝と続いている。
意外と未勝利なのが東京スプリントの前哨戦レース「フジノウェーブ記念」を走ってきた馬である。
このデータに該当するのが⑥ルーチェドーロ、⑪ヒカリオーソ、⑫ハートプレイス、⑬ワールドリングの4頭。
4,枠別、馬番別
勝利がないのが、3枠、6枠の二枠である。この枠での該当馬が、③ヴァルラーム、⑧ナガタブラック、⑨カプリフレイバーでの3頭。
これをさらに細かく馬番で見てみると5番が一度も3着以内に入ったことのない死の馬番となっている。この死の馬番に入ってしまったのが⑤シャマルである。
以上4つのデータから推奨したい勝ち馬候補は
①サクセスエナジー
④ピンシャン
⑩ギシギシ
の3頭である。
最後に余談だが、過去に複数回優勝を経験しているのはフジノウェーブ1頭のみで、連覇達成馬は未だいない。この点でも②リュウノユキナは苦戦しそうである。
果たしてデータ通りか!? データを覆す馬が現れるのか!?
発走は4月20日の大井競馬場11レース、20:10予定。
公開日:2022.04.20