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無数の「死の馬番」が存在する【安田記念】 武豊と⑦ファインルージュにも試練が!?

Text:あもあもだいち

高松宮記念の覇者⑱ナランフレグも死神の餌食に!?

先週の日本ダービーでは、武豊に導かれドウデュースが3歳の頂点に上り詰めた。

そして、今週は東京競馬場5週連続GⅠの最後「安田記念」が開催される。

春のマイル王者に輝くのは、どの馬か!? 気になるところである。そこで過去10年のデータからマイル王者候補を導き出してみる。

 

1,馬齢

最も勝っているのは4歳の4勝で、続くのは5歳と6歳でともに3勝を挙げている。

このデータから、3歳と7歳以上にとっては苦しいデータであり。

1984年のグレード制以降でも3歳は1頭、7歳以上は3頭しか勝ちがいないほど、馬齢が重要なレースである。

 

2,牡馬vs牝馬

牝馬は2020年のグランアレグリアの1勝しかない。

しかし、勝率で見てみると牡馬6.3%、牝馬5.9%と遜色ないばかりか、連対率、複勝率では牝馬が牡馬を圧倒している。

そのため、有力な牝馬は馬券圏内から外すのは危険である。

 

3,前走距離別

トップは3勝を挙げている1400mと1600mとなっている。

だが、今年は京王杯SC組の出走がないため、1400m組がいない。だからと言って1600m組でいいのかと言うと、そうはいかないデータがある!!

それは勝率である。勝率で見てみると1600組が圧倒的に低く、たった3.6%しかない。その逆で最も勝率が高いのが1200m組で28.6%を誇っている。そのため、京王杯SC組がいない今年は1200m組を軸の頭と考えたい。

 

4,マイラーズC組とヴィクトリアマイル組は狙えないデータ

マイラーズC組からは2019年のインディチャンプの1頭しか勝ち馬がいないうえ、連対したのもこの1頭のみで、ヴィクトリアマイル組にいたっては、勝ち馬は1頭も出てない。そのためこの二つの組は消しとしたい。

 

5,枠番、馬番

枠番では5枠が4勝、7枠が3勝、3枠が2勝と奇数枠が9割を占めている。偶数枠で勝っているのは2枠のみである。

これを馬番で見てみると、10番が3勝、11番が2勝で、12番以降の外枠では1勝しかあげておらず、内、中枠が有利な傾向にある。

また、3着以内に入ったことのない死の馬番が無数にあり、7番、9番、15番、17番、18番と無数の死神たちが手招きしている。この死の馬番を見ても外枠が厳しいことが分かる。

そのため、⑦ファインルージュ、⑨シュネルマイスター、⑮セリフォス、⑰サリオス、⑱ナランフレグの5頭も勝ち馬候補から消しとする。

 

以上から、6歳牝馬で前走では1200mの高松宮記念を走り、内枠引いた③ロータスランドを安田記念の覇者候補筆頭でオススメしたい。美味しい配当を提供してくれそうだ。

果たして、死の馬番から脱出する馬が現れるのか、データが勝つのか!?

発走は、6月5日の東京競馬場11レース、15時40分予定。

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