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【JBCスプリント】今年こそ藤田菜七子のGⅠ級制覇となるか⁉ 昨年その夢を阻んだ地方所属馬とは⁉

Text:あもあもだいち

今年こそ藤田菜七子はJBCスプリントで勝てるのか⁉ 対抗のライバル筆頭馬とは⁉

11月3日はダートGⅠ級レースが3レース、ダートの祭典「JBC」が大井競馬場で行われる。

JBCは開催する競馬場を毎年持ち回りで行われる。昨年の浦和競馬場から、今年は大井競馬場に場所を移し3年ぶり8回目の開催となる。

そして、今年からJBC2歳優駿が創設。これは2019年までホッカイドウ競馬で、北海道2歳優駿として開催されていたレースを発展させたもの。そのため同一日だが、ホッカイドウ競馬での開催で、格付けはJpnⅢとなっている。

今年もJBCクラシック、JBCスプリント、JBCレディスクラシックに、数多くのGⅠ級馬が登録しており、熱い戦いが予想される。

この3つの競走の中で、注目度が一番高くなるであろうと思われるのが、JBCスプリントである。

なぜかと言うと「コパノキッキングに藤田菜七子が騎乗する」という一点に尽きる。

昨年も同馬に騎乗し、JBCスプリントでは惜しくも2着と、日本人女性初のGⅠ級勝利とはならなかった。

昨年のレースを振り返ると、直線が短い浦和コースのため逃げに出るも、浦和を得意とするノブワイルドと競る形に。直線で抜け出すも最後に足がなくなり、勝ったブルドックボスに足元をすくわれ、差される形となってしまった。

しかし、今年は大井競馬場での開催。勝利の実績もあり、掲示板を外したことのない得意コースのため、勝利も見えてくる。

日本競馬史上初の女性GⅠ級ジョッキーが、誕生するのか⁉ それとも昨年のように阻まれるのか⁉ 気になる一戦である。

ここで注目度が高いJBCスプリントを地方馬所属ながら、勝利を収めたレジェンド馬を紹介しよう。

2007年:フジノウェーブ(大井競馬場所属)

ダートグレートの初出走が5歳と遅かったが、その年に出走したJBCスプリントで、初の交流重賞勝ちをGⅠ級で挙げる。その後も11歳まで競走生活を続けた。

引退後は誘導馬を目指す予定が、去勢手術中の不慮の事故により死去している。

2019:ブルドックボス(浦和競馬場所属)

今年も出走してきた前年チャンピオン!!

前走は東京盃(JpnⅡ)を2着と好走し、いまだ衰え知らず!! 地方馬所属屈指のスプリンターでコパノキッキングの対抗馬!!

さあ今年こそ、藤田菜七子はGⅠ級勝利を飾ることが出来るのか⁉

11月3日、大井競馬場でJpnⅠ競走3レースのJBCが開催予定!!

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