昨秋の九州大会では準優勝
センバツが開催されていれば1997年以来6回目の出場だった大分商には、プロ注目のエースがいる。川瀬堅斗だ。兄はソフトバンクホークスの川瀬晃。兄は13年夏に甲子園を経験しており(出場はなし)、広島のルーキー、森下暢仁とは同級生だった。
川瀬堅斗の武器は最速147キロの重量感たっぷりのストレート。森下直伝の縦割りカーブなど変化球も駆使する。7月11日の明石商との練習試合では、やはりプロ注目の中森俊介投手とも投げ合った。プロ8球団12人のスカウトが視察する中、5回を2安打6奪三振2失点。
独自大会の日本文理大付戦でも140キロ台の速球を披露。魅力たっぷりの本格派右腕だ。
公開日:2020.08.10