SPORTS COLUMN
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ねずみ手術から蘇り583日ぶりに勝利を掴んだ!斎藤隆

プロ野球感動!カムバック伝説

怪我…リハビリ…諦めかけた。でも もう一度 野球がやりたい…!不屈の闘志で過酷な運命と闘い、不死鳥のように蘇った男たちの物語!

ねずみ手術から蘇り羽ばたいた闘魂

斎藤隆(横浜)

斎藤隆――彼の闘魂は私たちを感動させた。このメジャー帰りのベテラン右腕が、地元仙台のイーグルス優勝の原動力の一人であったことは紛れもない事実だ。そんな彼も、多くの試練を乗り越えてここまでやってきた。大洋ホエールズへ入団4年後の1996年、プロ入り初の二ケタ勝利を記録し、奪三振数206で最多奪三振のタイトルを獲得するなど順調なプロ野球人生の滑り出しを見せた。が、翌年、右肘に遊離軟骨が発見された。いわゆる「関節ねずみ」と呼ばれる厄介な症状である。この除去手術を行い、シーズンを棒に振るのだった。1年以上のリハビリ後、1998年4月5日に554日ぶりに中継ぎ投手として登板し、4月29日には583日ぶりの勝利を味わう。この年13勝5敗1セーブの好成績で球団38年ぶりのリーグ優勝、日本一に貢献。見事カムバック賞を受賞し、日本シリーズでは史上9人目の初登板初完封で優秀選手に選ばれた。その後は周知の通り、世界へ羽ばたいていくのである。

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