SPORTS COLUMN
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高橋光成が12勝を挙げるなど投手陣が本格化するも41HRの山川穂高以外深刻な打線のテコ入れが急務

12球団完全データファイル2022

オリックス&ヤクルトがともにリーグ連覇を飾った2022年。多くの記録も生まれたメモリアルなシーズンを、詳細データをベースに12球団ごとに細かく振り返ろう!

【パリーグ3位】西武ライオンズ

【2022シーズン成績】
72勝68敗3分
勝率 .514
得 点 464 ⑤
失 点 448 ①
本塁打 118 ①
盗 塁 60 ⑥
打 率 .229 ⑥
防御率 2.75 ①

【今季PLAYBACK】投手陣好調も今度は打線が×…強打の山賊打線はどこへやら

 近年は投手陣が整わず、善戦止まりだった西武。しかし、今季は投手陣が本格化。髙橋光成が12勝を挙げれば、エンスと與座海人も10勝。3人が二桁勝利を挙げ、松本航、今井達也、隅田知一郎など、ここからが旬の先発もズラリ。

リリーフ陣も平良海馬、水上由伸ら若手がさらに実力を伸ばし、本田圭佑と森脇亮介も好調。防御率1点台の投手が勝ちパターンを固め、脇役も防御率2点台がモリモリ。オリックスをも凌駕するリーグ最少失点の投手陣を築き上げ、昨季の最下位から3位にまで順位を押し上げた。

少々気になるのはチーム全体の奪三振数が984個とリーグ最下位だった点。だが、外崎修汰と源田壮亮の二遊間の好守備に助けられている部分も大きく、総合的に見ると悲観するほどではないだろう。

だが、打線は非常に深刻な状況だ。山川穂高が断トツリーグトップの41本塁打をかっ飛ばし、パ・リーグの本塁打王と打点王に輝いたが、その他の選手は軒並み不調。打率3割はおろか、2割7分を打てる選手も不在でチーム打率・229と凄惨たる数字を叩き出した。

夏場には日本球界に復帰を決めた秋山翔吾との交渉に乗り出したが、広島にかっさらわれてジ・エンド。いまだに秋山、浅村栄斗の穴を埋めるスターの台頭はなく、新外国人もイマイチ。攻撃は一発攻勢に終始した。

いつまでも中村剛也や栗山巧に頼っているわけにもいかないというのは、今季限りで退いた辻監督の起用からも伺える。ちなみに辻監督はツイッターアカウントを開設したので、今後の発信にも注目したい。


山川穂高が本塁打王と打点王を獲得したが、チームトップが源田の打率.266ではさすがに散発気味。自己最多の12勝を挙げた髙橋光成は2年連続の二桁勝利でエースといえるまでに成長した。平良海馬はリーグトップタイの61登板で好調キープ。

出典:『がっつり! プロ野球(33)』

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