8月17日に3安打3盗塁3得点
現在、パ・リーグの盗塁数でトップに立つのが、現在12個の西川遥輝(日ハム)、荻野貴司(ロッテ)、そして和田康士朗(ロッテ)である(数字は20年8月17日現在)。
西川遥輝は過去3度の盗塁王経験があり、荻野貴司は昨季の2塁打、3塁打数トップの俊足だ。だが、和田康士朗の名は、聞きなれていないファンも多いかもしれない。
和田康士朗は17年育成ドラフト1位でのロッテ入団3年目。昨季イースタン2位の23盗塁。今年6月に3年目にして支配下登録された背番号63だ。特徴は50メートル5秒8の俊足とフルスイング。
その経歴は異質で、中学時代のケガから野球を諦め、なんと高校野球を経験していない。クラブチームで野球を再開し、BCリーグ富山サンダーバーズを経ての入団。
今季はまだ24試合の出場で盗塁12個。8月17日には3安打3盗塁3得点の大活躍。プロ初安打を放ったばかりの21歳が、チームを盛り上げている。
公開日:2020.08.18