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40歳で44HR/125打点のキャリアハイを記録した門田博光の年俸は今ならいくら!?

球界のレジェンド今なら年俸はいくら?

今や1億円プレーヤーなど当たり前になった日本球界。もしも、昭和を代表するレジェンド選手たちが現在の日本球界でプレーしたら、いくら稼ぐのか!?妄想企画、スタート!

40代を超えても自己最高年俸を大幅更新!?

最後まで本塁打にこだわり続けた不惑の大砲:門田博光
【妄想生涯年俸】
61億4800万円
(年平均2億6730万円)

通算567本塁打、1678打点は王貞治、野村克也に次ぐ日本プロ野球歴代3位。170センチの小柄な体格ながら、誰よりも強いスイングで、誰よりも打球を遠くに飛ばした男 。それが、門田博光だ。プロで過ごした23年間、最後まで本塁打にこだわった男は、果たして今ならどれほどの年棒を得ることが出来たのか…。早速、妄想してみよう。門田博光のプロ入りは1970年。社会人チームのクラレ岡山から前年ドラフト2位で南海(現在のソフトバンク)に入団している。実はその前年にも阪急から12位指名を受けているが、指名順位の低さなどもありプロ入りを拒否している。社会人からの2位指名であれば、現在でいえば新人最高額の1500~1300万円程度が相場。ただ、決して「目玉選手」というわけではなかったので、ここでは1300万円に設定させてもらおう。

プロ入り当時の門田博光は、意外にも「俊足巧打の外野手」という触れ込みで、1年目は1軍出場を果たすも、そこまで目立った結果は残せていない。とはいえ、8本塁打は将来性を感じさせるには十分な数字だ。減俸はありえないし、上手くいけば倍増近くは期待してもいい。ただこの年、ドラフト同期で1位入団の佐藤道郎がルーキーながら18勝を挙げ、防御率2.05で新人王と最優秀防御率のタイトルを獲得。佐藤道郎ほどのインパクトは残せなかったことも加味して200万円アップと査定する。しかし門田博光は翌年以降、長距離打者としての才能を開花させる。2年目にいきなり31本塁打、120打点で打点王を獲得。当然、年俸は一気に跳ね上がる。翌年は本塁打こそ半滅したが打率3割をキープ。ここまで数字を伸ばせば、プロ入り4年目での1億円到達に異議を唱える者はいないだろう。しかしここから、門田博光の成績は伸び悩む。一発狙いの大振りが目立ち、そこそこの成績は残すが決して「超一流」とは呼べない。


打率は3割前後、本塁打は20本前後という時期が、7年ほど続く。しかし、79年の故障をきっかけに、より「本塁打狙い」に特化すると、ここから本格化。32歳となった1980年に自身初の40本塁打をクリア。突然、長距離砲としての才能を開花させた。当然、ここで年俸は一気に跳ね上がる。今であればFA件も取得しているタイミングで、3年総額12億円程度の契約は十分可能だろう。門田博光の特徴はやはり、30代を超えてから本塁打を量産したことにある。普通であれば成績も年俸も下がってくるはずだが、門田博光は違う。40歳にして44本塁打、125打点のキャリアハイを記録し、42歳でも30本塁打をクリア。晩年に年俸が下がる選手が多い中、門田博光であれば右肩上がりの上昇曲線を描いたはずだ。

 

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