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2017年を最後に引退した輝きを放った一人とは!?

Text:落合初春

東都2部リーグから躍進!育成野手初の新人王受賞

松本哲也:2006年育成ドラフト3巡目指名

2017年を最後に引退した松本哲也も輝きを放った一人だ。

経歴はどちらかといえば王道ルート。山梨学院大付で1年夏に甲子園出場、専修大では主将を務めた。しかし、当時の専修大は東都2部。最後に1部昇格を決めたが、プロの評価は一段落ちてしまう。さらに松本は体が小さかった。

しかし、抜群の走塁守備は1年目のキャンプから首脳陣の目を引いた。2月には早々と支配下登録を勝ち取り、1軍キャンプに帯同。非力な打撃をカバーするため、独特の天秤打法を取り入れ、3年目には129試合に出場し、打率・293をマーク。 育成出身野手として初めて新人王、 ゴールデングラブ賞を獲得した。怪我を恐れないダイビングキャッチも魅力だったが、そこが松本の一芸。 1軍本塁打ゼロの男の生きる道。育成期間は短かったが、いつもハングリー精神を忘れなかった。