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ベイスターズの日本Sベストゲームは38年ぶりの日本一となった1998年!

Text:福嶌弘

プロ野球12球団日本シリーズベスト&ワーストバウト

昨シーズンで71回目となる日本シリーズ。短期決戦ならではの激闘の記憶を球団別にベスト&ワースト年を独断と偏見で選出してみた。

DeNAベイスターズ

【ベストゲーム】
1998年 対西武

●俊足&巧打のマシンガンで38年ぶりの日本一へ
「一度打ち出したら止まらない」マシンガン打線を擁して、大洋時代以来となる38年ぶりのリーグ制覇。短期決戦で勝ち慣れている西武のほうが有利という下馬評だったものの、第1戦の初回からマシンガン打線が炸裂。横浜がシリーズ6戦中4戦で先制するとその勢いのまま西武打線を封じ込めて見事に日本一に。打線と佐々木主浩ばかりが印象に残るが島田直也らのブルペン陣の健闘も忘れられない。

【ワーストゲーム】
2017年 対ソフトバンク

●DeNAの逆転日本一を阻むラスボス・内川聖一の一打
親会社がDeNAに変わってから初のシリーズ進出。内容もいきなり3連敗を喫した後に2連勝で息を吹き返し、決して悪くはなかったが、それだけに第6戦が痛かった。3対2とリードして迎えた9回裏に元横浜の内川聖一に本塁打を喫して同点にされると、延長11回裏に三上朋也が川島慶三に日本一を決めるサヨナラ打を献上。しかもバックホームの返球を嶺井博希が逸らすというバッドエンドだった。

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