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投打それぞれでドラフト1位級の評価!巨人など12球団注目の矢澤宏太/日本体育大

Text:高木遊

俺的ドラフトイチ推し選手

有望アマ選手を取材する慧眼ライター厳選!
“ドラフト候補”と呼ばれる全国の有望アマ選手を日々取材するライターに、「俺的・イチ推し選手」を上げてもらうこの企画。関東を中心に取材を行う高木遊さん!

矢澤宏太(やざわ こうた)/日本体育大

173cm72kg 左投左打 最速152km 投手
変化球:スライダー、カーブ、チェンジアップ、フォーク


「プロでも希少」と言えるのはなんと言っても投打それぞれでドラフト1位級の評価を受ける矢澤宏太(日本体育大)だろう。

開催中止となったため幻に終わったが3月の侍ジャパントップチームの強化試合にも招集が予定されていたアマチュア球界トップ選手だ。投げては最速152キロのストレートとキレの良いスライダーなどの変化球を武器に奪三振能力が高い。一方で野手として強肩はもちろんのこと俊足でパワーもあることから「より振れて遠くに飛ばせる近本光司(阪神)」などと高評価を受けている。

今春は東海大など強豪ひしめく首都大学リーグで投手として4勝2敗、防御率1・83と安定した投球を見せると、野手としても打率・350を記録し指名打者の2回目のベストナインを獲得した(2年秋には外野手として獲得)。7月にオランダで行われたハーレムベースボールウィークでも投打双方で活躍。打者としては1番や3番といった上位打線を担い、打率は・267とまずまずだったが5試合で3盗塁を決めた。

投げてはイタリア戦で6回1安打無失点1四球11奪三振の力投を見せた。3位決定戦のアメリカ戦は勢いづく相手打線を抑えきれず4回で自責点3を喫したが、初の国際大会で大きな経験を得た。投打どちらかに絞るのか投打二刀流を続けるのかは分からないが大きな可能性を持つのは間違いない。

出典:『がっつり! プロ野球(32)』

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